源氏物語の名セリフで打線組んだ
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たくさんある中から、ああ^~こころによう沁みる。名言を集めたゾね
(紫式部姉貴の卓越した心理描写)前からも後ろからも感じちゃう!
(淫夢要素は)ないです。
2 按察使大納言北の方(紫の上の祖母の方)「罪得る事ぞと常に聞こゆるを心憂く」
3 桐壺帝「な疎み給ひそ」
4 少女時代の紫の上「雀の子を犬君が逃がしつる」
5 桐壺更衣「いとかく思ひたまへましかば」
6 惟光「明石の入道のためしにやならまし」
7 薄雲女院(藤壺中宮)
「漏らさじとのたまひしかどうき名の隠れなかりければ
恥づかしう苦しき目を見るにつけても、つらくなむ」
8 秋好中宮
「ましていかが思ひ分きはべらむ。
げにいつとなきなかにあやしと聞きし夕べこそ、
はかなう消えたまひにし露のよすがにも思ひたまへられぬべけれ」
9 按察使大納言(桐壺更衣の父の方)
「ただ、この人の宮仕への本意、かならず遂げさせ奉れ。我亡くなりぬとて、口惜しう思ひくづほるな」
1 按察使大納言北の方(桐壺更衣の母の方)「これもわりなき心の闇になむ」
「身分が低い娘ですのに、身に余るほどの陛下のご寵愛を一身に集めまして、
それ故に娘の身分の低さも欠点も隠していただいたことはありがたい事ではございますが。
そのために他のおきさき様方から妬みや恨みを買って、そのために、
一人娘が尋常ではない死に方で、このように死んでしまいましたので、
かえって帝のご寵愛がこの結果をもたらしたのではないかと思うと、心が痛む事でございます。
これも子に先立たれて闇に惑う母心のゆえと思し召しくださいませ」
周知の通り源氏の母である桐壺更衣は、
父が大納言のまま没してしまったので中宮候補である女御にはなれず、
一段身分の低い更衣として入内し、しかも帝の寝室から一番遠い桐壺をあてがわれ、
本来ならその他大勢の一人として一生を終える筈が、
帝に狂的なまでに愛され、そのために若くして母と夫と息子を残して頓死したゾね
(実際は大納言でもかなり上位の大貴族、紫式部姉貴の身分階級に対する社会観を真面目に考察すると感覚こわるる)
帝のそんな狂愛の念をはっきりと断罪する唯一の人物が他ならぬ更衣の母である按察使大納言北の方Aで、
彼女の発言からはおっぱい(母の愛と身分高いものにも屈しない反骨精神)感じちゃう!
彼女の発言から紫式部姉貴自身の君主観も見出せますよ~見出せる見出せる
2 按察使大納言北の方(紫の上の祖母の方)「罪得る事ぞと常に聞こゆるを、心憂く」
「まあまあ、貴女は何時まで経っても幼い事。
今にも消え失せそうなおばあちゃまの命などどうでもよく、
今日も生き物を追い掛け回していらっしゃるのですね。
罪のない生き物を閉じ込めていじめる事は仏様の御心にかなわず、
仏罰が当たることになりますよと常日頃から申し上げておりますのに」
源氏の母方の祖母と全く同じ身分なのでややこしいが、
こちらの按察使大納言北の方Bは、
源氏の伴侶となる紫の上の母方の祖母、つまり源氏にとっては義理の祖母にあたる人物ゾね
この按察使大納言夫妻も一人娘(紫の上の母)を立派に育てて入内させたがっていたが、
この娘は入内はならなかったものの、先帝の皇子である藤壺の兄に懸想されて、
藤壺の兄の正妻から妬みを買い、心労のあまり赤子の紫の上を残して10代の若さで亡くなっているゾね
夫の愛人を苦しめ死に至らしめるほどきつい性格の継母に娘の忘れ形見が育てられることを危惧し、
母を亡くした紫の上を母代わりとなって育てたのが彼女の祖母である北の方Bゾね
北の方Bはただひたすら仏様にクッソ哀れな境遇の孫娘の将来を託しているんやが、
その彼女の心情が吐露されているのがこの発言ゾね
ちなみにこの「罪のない生き物を閉じ込めていじめると仏罰が当たりますよ」というセリフ、
源氏にかごの鳥のように囲われ出家する事すら許されず一生を終えた晩年の紫の上にそっくり帰ってくるゾね
なんて巧みな伏線なのだ(平安の文豪)
3 桐壺帝「な疎み給ひそ」
「疎ましいものに思わないでくださいね。
不思議なほど貴女とこの子はそっくりなのですよ。
鬱陶しいとお思いにならないで、仲良くなさってくださいね。
顔立ち、目のあたりが、息子はこの子の死んだ母親によく似ているので、
(その母親とよく似ている)貴女と息子が似通って見えるのも、道理のないことではないのですよ」
桐壺更衣の死後も彼女を忘れられない桐壺帝が、
彼女に似ているという理由で妃に迎えた先帝の皇女、藤壺女御(のち薄雲女院)に向かって発した言葉ゾね
ひで時代のみうはこの桐壺帝の発言、
彼がこよなく愛する藤壺と源氏への限りなく麗しい愛情の発露と思っていたけれど、
よく考えるとこの発言藤壺をただ桐壺更衣の形代として見ていて、
彼女を一人の女として見てないじゃんアゼルバイジャン……
帝がこういう態度で藤壺に接したから、
賢い藤壺は帝の本心を見抜き、
自分は所詮誰かの形代だ、帝の事は本心から愛せない、
そんなよこしまな感情なしに自分に似ていてよくなついてくる源氏に思いをよせ、
ついには子供(冷泉帝)まで成す関係になったんやなって……
4 少女時代の紫の上「雀の子を犬君が逃がしつる」
「雀のひなを(遊び友達の)犬君ちゃんが逃がしてしまったの。逃げないよう籠の中に閉じ込めておいたのに」
幼き日の紫の上の愛くるしさがこの短いセンテンスからも感じられますよ~感じる感じる
当時の10歳の貴族の女性としては幼すぎるが、こんな生き生きとした愛らしく活発な子が、
源氏によって最上の貴婦人に磨かれたとはいえ、
籠の鳥として囲われ、夫の女性関係に悩まされ、仏道にすがることすら夫から許されず、
一人の女としては不幸な一生を終えるんだからおもしれえよなあ……オモシレ……オモシレ……
5 桐壺更衣「いとかく思ひたまへましかば」
「命には限りがございますが、お慕い申し上げる貴男さまとの別れの道が悲しいあまりに、
わたくしが行きたいのは、貴男様と共に生きる生の道でございますのに。
こうなると分かっておりましたならば(貴男様のおそばにあがらず、
貴男様に悲しみを与えるようなことはいたしませんでしたのに)」
この発言は星の数ほど解釈があるが、一応定説とされていて、みう自身も納得する訳にしたゾね
でもこの発言、桐壺更衣の本心は
「わたくしは他のおきさき様方にいじめられて、その事を母以外の者に相談できず、それゆえに命を縮めてしまった。
生きる道を行きたい、力強く生きたいとわたくしが本心から思っていたならば、
いじめなど気にしないほど強くなるか、その事を誰かに相談できるように他人に心を開くべきだった」
とも解釈できるゾね
いじめられて人生が辛い子は、金剛石メンタルを持つまでに強くなるか、
誰かに相談して……生きようね!
6 惟光「明石の入道のためしにやならまし」
「源氏さまのところのご子息は真面目なお方と伝え聞いている。
下手に娘を入内させて悩ましい思いをするより、
こういうしっかりとした人物に娘を嫁がせて、その二人によって女の子をもうけて、
その子を立派に育て上げて、ゆくゆくはポスト明石入道さまになれるかもしれない」
惟光は源氏の中では三枚目役として描かれているが、なかなかどうしてしたたかな人物ゾね
彼の発言の通り、惟光の娘が源氏の息子の側室となって娘を産み、
その子が源氏の娘の息子(匂宮)と結婚して将来の中宮候補になるんだから(源氏物語の伏線は)おもしれえよなあ?!
8 秋好中宮
「ましていかが思ひ分きはべらむ。
げにいつとなきなかにあやしと聞きし夕べこそ
はかなう消えたまひにし露のよすがにも思ひたまへられぬべけれ」
「春秋のどちらがより素晴らしいかなんて、わたくしのような者には決めかねますわ。
どちらも素敵であるように思われますが、
狂おしいものであると古歌にも歌われる秋の夕べは、
儚くみまかりましたわたくしの母の思い出がよみがえりますので、
わたくしにとっては格別な気がいたします」
有名な春秋優劣論ゾね
春と秋のどちらが素晴らしいかはさておき、
秋好中宮は故人をしのぶよすがとして秋を好むと発言しているゾね
この発言からは、彼女の母(六条御息所)をぞんざいに扱った源氏への皮肉もかすかに感じ取れるゾね
もし彼女がここで「そうね、わたくしは春が好き!」と発言していたら、
源氏は六条の遺言も忘れ、息子の妻である秋好中宮に手を出し、
母娘どんぶり&竿父子&穴父子をキメていたかと思うと、
太すぎる母娘の絆に泣けますよ~泣ける泣ける
9 按察使大納言(桐壺更衣の父の方)
「ただ、この人の宮仕への本意、かならず遂げさせ奉れ。
我亡くなりぬとて、口惜しう思ひくづほるな」
「(私の遺言は)ただ一つ、娘の入内の本願を必ず達成なさいよ。
私が死んだからと言って、くやしく心折れるようなことがあってはならないよ」
源氏物語の全ての始まりにして元凶ともいえる人物の発言ゾね
彼が身分の低さを理由に娘の入内を諦めたら、そもそもこの物語はなかったかと思うと、
おっぱい(按察使大納言の執念)感じちゃう!
続けて
お前らの末摘花
引用元: ・源氏物語の名セリフで打線組んだ
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